症例報告
ぎっくり腰の症例報告

40代 男性 公務員
来院の動機
当院来店数日前に整形外科にて受診され、急性腰痛(ギックリ腰)と診断されたものの、痛み止めと湿布のみ処方されたが、痛みが一向に改善されず当院ご来店の運びとなる。
初期症状
10メートル歩くのも困難で前屈みになり右足を引きずりながら苦しそうな表情でご来店される。身体を後ろへ傾けると右腰から太もも裏までの痛みとしびれが強く出現し、前かがみしか取れない状態。
また、椅子から立ち上がる際にて痛みやしびれが出現するため、立ち上がる際に右側に体重を乗せれない状態。
問診・検査
問診にて、数年前にもギックリ腰を患っていたが、整形外科にて安静と言われ、しばらく様子を伺っていたら改善したとのこと。数年前のギックリ腰と比べてここまで酷い状態ではなかったとのこと。日常生活では普段の飲み物はお茶やコーヒーが主で、水のみの摂取がほぼ0mlと非常に少ない。
ベッド上にて仰向けにした状態で右腰から太もも裏まで痛みとしびれが伴うため、右足を完全に伸ばすことが困難。重度の痛みとしびれのため、特に右側の腹直筋(ふくちょくきん)と胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)、腰方形筋(ようほうけいきん)、腸腰筋(ちょうようきん)、多裂筋(たれつきん)、大臀筋(だいでんきん)、梨状筋(りじょうきん)の筋肉の緊張を認める。
治療経過
初回治療において、まずは真っ直ぐの姿勢で歩けることを目的として、立位時にて腹部のインナーマッスルである腹横筋(ふくおうきん)の収縮を促し、腹部や腰部の筋肉の緊張を柔らげることで、身体を後ろへ傾けることが可能となった。
仰向けの状態でまだ右足を完全に伸ばすことが困難なため、左側を下にした状態で横向きにして、右側の腹直筋(ふくちょくきん)と胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)、腰方形筋(ようほうけいきん)、腸腰筋(ちょうようきん)、多裂筋(たれつきん)、大臀筋(だいでんきん)、梨状筋(りじょうきん)の筋肉の緊張を柔らげることで、右足を完全に伸ばすことが可能となった。
施術後、立位にて真っ直ぐ直立できる状態で歩行が可能となる。数日後、来店される際には仕事も可能となり、まだ痛みとしびれは若干残っていましたが、仰向けで右足を伸ばせる状態になっている。ここから本格的な治療を施し、問題となっている筋肉や内臓のセルフケアを指導。3回目来店された際にはほぼ痛みやしびれはなく、運動ができる状態まで回復。
院長コメント
今回、整形外科で急性腰痛(ギックリ腰)と診断をされた方でしたが、症状を深ぼると腰椎の分離から椎間板ヘルニアへ少しずつ移行しているケースと考えられます。
ギックリ腰になる過程において、身体の水分不足が少なからず関与しています。人の身体は60〜70%近く水でできています。また筋肉の80%は水分でできていますので、体重に見合った水分が少なくなると、必然的に代謝が落ち、血流低下を招き、筋肉に十分な酸素を取り込めなくなるため、筋肉が硬くなってしまい、ふとした際に硬くなった筋肉が骨(腰椎)を引っ張るため、ギックリ腰を引き起こします。
そこから酷くなれば腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を引き起こし、症状の悪化へ繋がります。当院は身体の施術やセルフケアの指導だけではなく、我々の身体は食べたものや飲んでいるものでできているため、どんな日常生活を送っているか、必ずカウンセリングさせていただき、当院独自の身体調整法にて症状の改善に向け全力で取り組んでおります。
是非、一度、王子 整体 腰痛専門 てぃ〜だへお越しください。
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。