月経前症候群(PMS)とは、女性が生理の始まる3日から10日前ぐらいになると感じる、さまざまな精神的不調、身体的不調のことです。月経前症候群(PMS)による不調は、イライラや情緒不安定、集中できないなどの精神的なものから肌荒れや体のだるさ、胸の張り、むくみ、頭痛や腹痛などの身体的なものまで、多岐にわたります。

中には月経を何回も繰り返し年齢を重ねるごとに、症状が強くなっていく人も少なくありません。また、症状の内容も年齢によって違いが出てくることが多く、若いときには精神的な不調だけだったものが、年を取るに従って精神的な不調に身体的不調が加わるケースもあります。

月経前症候群(PMS)は、仕事、妊娠・出産、家事や育児など、女性のそれぞれの生活環境によっても症状や現れ方に違いが出てくるようです。また、神経質な人や几帳面な人、完璧主義の人などは、月経前症候群(PMS)を強く感じやすい傾向にあります。

この月経前症候群(PMS)は、月経が始まる10代後半から発症し始め、閉経を迎える40代から50代ぐらいまで続きます。

月経前症候群(PMS)は、約2割から4割の女性が体験していると考えられています。もしも月経前症候群(PMS)になったら、まずは日常生活の送り方に注意するようにしましょう。

1つに食生活に気を配ることがあります。コーヒーや濃い緑茶、栄養ドリンクなどに含まれているカフェインは、神経を緊張・興奮させる作用があり、イライラや情緒不安定を引き起こしやすくなります。この時期は、カフェインを含むものの摂取を控えましょう。

また、イライラを解消したくてお菓子を食べ過ぎたりカロリーの高い食事を摂りがちですが、このような食生活は月経前症候群(PMS)を更に悪化させてしまいます。糖分や脂肪分を多く含むものは、避けるように心がけてください。

同時に、イライラや情緒不安定を抑えてくれる効果のあるビタミンB6を含むかつおやまぐろの赤身、レバー、ナッツ類、マグネシウムを含む海藻類、カルシウムを含む小松菜やチーズ、しらすなどを摂取することをおすすめします。

女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンを摂るとホルモンバランスを整えやすくなるので、豆腐や豆乳、納豆などの大豆食品を積極的に摂りましょう。

むくみ対策には、塩分やアルコールの摂取を控え、キュウリやセロリなどの利尿作用のある食べ物を食べるのがおすすめです。

完璧を目指さずゆったりと過ごすことも対策の1つです。完璧主義の人は、仕事や家事をきちんとこなす傾向にありますが、月経前症候群(PMS)の時期に無理をすると、イライラしやすくなったり人に当たったりしやすくなってしまいます。この時期は無理に仕事を増やしたり人と会う予定を入れたりせず、家でゆったりと過ごすことを心がけましょう。

お風呂にゆっくり浸かったり、好きな音楽を聴いたり、できるだけのんびり過ごす生活を送ってみてください。リラックスした生活を送り、夜更かしをせずに夜は質の良い睡眠を取ることが大切です。

身体の悪いところとその原因は人それぞれ違うのでそれらを的確に捉えてお客様に合った施術法を選択しています。

根本原因を見つけて施術していくことで、痛みのない生活にいち早く戻ることができます。

王子周辺でつらい症状をお持ちの方は、根本改善・再発予防へと導きますので、まずは一度、お電話でご相談ください。