来院の動機

当院来店前に整形外科にて腰椎椎間板ヘルニアと診断されたものの、湿布と痛み止めの処方のみで特にリハビリの必要性はなく経過を追っていた。

その後、痛みが改善されず、自宅近くの整骨院や整体へ通っていたが、不審に感じ当院へご来店される。

初期症状

独歩にてご来店される、状態として身体を後ろへ傾けると右腰の痛みと右側の臀部から膝裏まで放散するしびれが出現し神経症状が見受けられる。

長時間座った際に立ち上がる時や歩行時にて右腰に痛みが走る状態。

問診・検査

問診にて、過去に軽い腰の痛みはあったものの、今回のような腰の痛みやしびれは一度もなかったとのこと。直近、２ヶ月前から起床時の起き上がりにて右腰の痛みや違和感はあったもののしばらく様子を見ていたとのこと。

ご来店２週間前から長時間座った際に立ち上がる時や歩行時にて右側の臀部から膝裏まで放散するしびれが現れ、不安や心配になり当院へご来店される。日常生活ではコーヒーやお茶が主で、朝や夜にしか水のみの摂取がないような状況。

ベッド上仰向けにて検査を開始。右側の腸腰筋（ちょうようきん）、多裂筋（たれつきん）、梨状筋（りじょうきん）、腰方形筋（ようほうけいん）に筋肉の高緊張を認めるものの、仰向けの状態では右腰の臀部から膝裏までのしびれは伴わないないような状況。

ベッド上仰向けからの起き上がり時にて右腰の痛みや違和感があるような状態。

治療経過

初回治療において、立ち上がりや歩行時の右腰の痛み、臀部から膝裏までのしびれの改善を目的として、右側の腸腰筋（ちょうようきん）、多裂筋（たれつきん）、梨状筋（りじょうきん）、腰方形筋（ようほうけいきん）の筋肉の緊張を柔らげることで、起き上がりや身体を後ろへ傾ける際の可動域拡大を認め、立ち上がりや歩行時の右腰の痛み、臀部から膝裏のしびれも緩和され、初回施術後にて痛みやしびれの軽減を認める。

ここから本格的な治療を施し、問題となっている筋肉や内臓のセルフケアを指導。数週間後、２回目ご来店された際には右腰の痛み、臀部から膝裏のしびれは改善されており、日常生活への影響もないような状態まで回復している。

院長コメント

今回、整形外科にて腰椎椎間板ヘルニアと診断され、しびれなどの神経症状まで呈していた。腰椎椎間板ヘルニアになる前には、腰椎が滑り分離された状態から引き起こることが非常に多い。

神経症状が出現する前に早期に対応すればここまで悪化することはなかったと考える。腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の腰部の椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨（椎間板）が変性し、組織の一部が飛び出すことをいいます。

その原因としては、運動やスポーツによる過度な負担もありますが、多くの場合は日々の生活の中での姿勢の悪さや加齢による椎間板変性などが原因になります。腰椎椎間板ヘルニアを予防する一番大切なことは、日常生活を見直すことが非常に重要になります。

腰痛が呈すほとんどの方は体重に見合った水を飲んでいません。実は筋肉の８０％は水でできていますので、水を飲まないと筋肉が硬くなり、その状態で筋肉をストレッチしたり、揉みほぐしたりしても、残念ながらすぐに元の状態に戻ってしまいます。

また水を飲むことで代謝力を高めることが可能で、水分摂取が足りないと、必然的に代謝力が低下し、体温の低下や血流の低下を招きます。

当院は身体の施術やセルフケアの指導だけではなく、我々の身体は食べたものや飲んでいるものでできているため、どんな日常生活を送っているか、必ずカウンセリングにてヒアリングさせていただき、当院独自の身体調整法にて症状の改善に向け全力で取り組んでおります。

是非、一度、王子　整体　腰痛専門　てぃ〜だへお越しください。