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肩の痛みの症例報告

北区王子整体サロンてぃ〜だに来院された肩の痛みでお悩みの30代女性

30代 女性 スポーツジム勤務

来院の動機

当院来店半年前くらいから左の肩から肩甲骨、背中まで痛みを感じ、ここ最近、痛みがかなり強くなりとても辛くなったため当院へご来店される。

初期症状

状態として、左肩関節の挙上(肩を前方から上へ挙げる)や右肩関節外転(肩を横から上へ挙げる)、左肩を後ろに回す際に、左肩関節の横に痛みの訴えが聞かれ、特に高い場所に手を挙上すると痛みが強く出るとの訴えが聞かれる状態。

問診・検査

問診にて、以前から肩の凝りは見受けられていたものの、日によって症状にムラがあったとのこと。今回、痛みが酷くなってきたため、当院へご来店される。日常生活では運動週間は2週間に1回程度で普段の飲み物はスポーツドリンクが主で水のみの摂取が少ない状態。

ベッド上座位にて検査を開始。徒手的(セラピストが動かす)に左肩関節挙上と左肩関節外転、左肩を後ろに回す際に痛みが伴うため、防御性収縮(痛みを避けるために筋肉を随意的に収縮される)が著名に見受けられる。

筋肉の状態としては、左側の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)、頭板状筋(とうばんじょうきん)、斜角筋(しゃかくきん)、後頭下筋群(こうとうかきんぐん)、僧帽筋上部繊維(そうぼうきんじょうぶせんい)、大胸筋(だいきょうきん)、小胸筋(しょうきょうきん)、上腕二頭筋長頭(じょうわんにとうきんちょうとう)、腕橈骨筋(わんとうこつきん)、手内在筋(しゅないざいきん)の筋肉の緊張を認め、肩甲骨周囲がほとんど使われなくなっている状況で、左肩の前方に付着する筋肉が優先的に使われている状態。

治療経過

初回治療において、左肩関節挙上や外転時の痛みの改善と関節可動域拡大を目的として、胸鎖乳突筋、頭板状筋、斜角筋、後頭下筋群、僧帽筋上部繊維、大胸筋、小胸筋、上腕二頭筋長頭、腕橈骨筋、手内在筋の筋肉の緊張を取り除くように介入実施。

その後、肩甲骨周囲に付着する前鋸筋(ぜんきょきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)、菱形筋(りょうけいきん)の当院が推奨している関節トレーニング実施し、肩甲骨周囲の筋肉を働かせることで、左肩関節の挙上と外転時の痛みやだるさが軽減し関節可動域拡大が見受けられる。

ここから本格的な治療を実施し、問題となっている筋肉や内臓のセルフケアを指導。2回目来店された際には、左肩関節の痛みは改善されており、日常生活や高い場所に手を挙上する際に左肩の痛みは伴わない程度まで回復。

院長コメント

今回の症例のような左肩の症状は比較的軽症であったものの、このようなアンバランスな筋肉の状態が続くと、重症化していくケースが非常に多い。

今回の症例の左肩の痛みの原因としては、日常的に大胸筋(だいきょうきん)や僧帽筋上部繊維(そうぼうきんじょうぶせんい)、広背筋(こうはいきん)、三角筋(さんかくきん)といった肩周りの大きな筋肉を優先的に使っていた結果、肩甲骨周囲の筋肉があまり使われなくなるため、次第に筋力低下に繋がってしまう。

そして、このような状態が長年蓄積されることで、結果的に肩甲骨周囲の筋肉が筋硬結(きんこうけつ)といって筋肉が固まってしまい左肩を動かそうとすると痛みが誘発されている状態になる。

また、その代償として首に付着する胸鎖乳突筋や斜角筋、腕に付着する腕橈骨筋、そして手内在筋といった小さな筋肉まで硬くなってしていまい、結果的に筋肉のバランスが不良になってしまうことがよく見受けられる。

そうなってしまうと、頑張って使っている筋肉とあまり使われていない筋肉のバランスが崩れてしまい、痛みが広範囲に広がったり、痛みで動かすことができず、関節が拘縮(こうしゅく)といって完全に固まり、四十肩や五十肩(肩関節周囲炎)、肩関節疾患全般へ移行することも臨床ではしばしば見受けられる。

当院は身体の施術やセルフケアの指導だけではなく、我々の身体は食べたものや飲んでいるものでできているため、どんな日常生活を送っているか、必ずカウンセリングにてヒアリングさせていただき、当院独自の身体調整法にて症状の改善に向け全力で取り組んでおります。

是非、一度、王子 整体 首肩こり専門 てぃ〜だへお越しください。

※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。

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