来院の動機

当院来店時にて特に医療機関への受診はなく、代替医療である整骨院や整体院もなく当院へご来店される。

初期症状

独歩にてご来店される。特に腰の痛みで苦痛な表情は見受けられない。状態として身体を前方へ傾けることは問題ないが、後方へ傾けると腰の右側に痛みや違和感の訴えが聞かれる。

床からの立ち上がりや立位時には大きな問題は見受けられないものの長時間座った際に立ち上がる際に痛みが強く出現するとの訴えが聞かれた。

問診・検査

問診にて、過去に今回のような腰の痛みは何度かあったが、あまり気にならなかったので放っておいたとのこと。

今回、痛みの頻度が増えたことで不安になったため当院ご来店される。腰の痛みが辛くなってきたので改善できるなら早く治したいとの訴えが聞かれる。

日常生活での水分はコーヒーが主で、体重に見合った水（真水）はほとんど足りていいない状況。ベッド上仰向けにて検査を開始。右側の腸腰筋（ちょうようきん）、腰方形筋（ようほうけいきん）、多裂筋（たれつきん）、梨状筋）（りじょうきん）、中臀筋（ちゅうでんきん）の筋肉の緊張を認めるも、ベッド上からの寝返りや起き上がり時の腰の痛みは見受けられていな状態。

治療経過

初回治療において、椅子からの立ち上がり時の痛みの改善を目的として、右側の腸腰筋（ちょうようきん）、腰方形筋（ようほうけいきん）、多裂筋（たれつきん）、梨状筋（りじょうきん）、中臀筋（ちゅうでんきん）の筋肉の緊張を柔らげることで、椅子からの立ち上がり時の腰の痛みが緩和され、身体を後ろへ傾ける可動域が拡大される。

数日後、ご来店される際は日常生活において支障はないような状態まで回復。数週間後にご来店された際には長時間座った際に立ち上がる時の腰の痛みは改善されている。

院長コメント

今回、腰背部の筋肉の緊張が次第に強く現れたことで痛みを発症したと考えられる。その背景には腹横筋といった腹部のインナーマッスルの筋肉の低緊張（ていきんちょう）が背景に引き起こされます。

いわば頑張って働いている筋肉と頑張れず働いていない筋肉のバランス不良により蓄積され、腰に何かしらの痛みが発症したと考えられます。

また、この症例は体重に見合った水分（真水）の摂取が足りず、内臓、特に腎臓に何かしら問題が引き起こされたと思われます。

人は食べたものと飲んでいるもので構成されています。飲んでいるものがお茶やコーヒーだと腎臓に多大なる影響を受け、腎臓が疲労して骨盤を圧迫して腎筋膜性の腰痛を引き起こします。

その理由として、そもそも人の身体は60〜70%近く水でできています。また筋肉の80%は水分でできていますので、体重に見合った水分が少なくなると、必然的に代謝が落ち、血流低下を招き、筋肉に十分な酸素を取り込めなくなるため、筋肉が硬くなってしまい、ふとした際に硬くなった筋肉が骨（腰椎）を引っ張るため、腰痛を引き起こします。

そこから酷くなれば腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を引き起こし、症状の悪化へ繋がります。当院は身体の施術やセルフケアの指導だけではなく、我々の身体は食べたものや飲んでいるものでできているため、どんな日常生活を送っているか、必ずカウンセリングにてヒアリングさせていただき、当院独自の身体調整法にて症状の改善に向け、全力で取り組んでおります。是非、一度、王子　整体　腰痛専門　てぃ〜だへお越しください。